磐神神社(興居島)

興居島門田地区の磐神神社(いわがみ-)。
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祭神・磐長姫(いわながひめ=岩の如く長久に変わることのない女性という意)。
高さ5m・周囲34mの花崗岩の巨石を神体として祀る。
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もともとはこの巨石を依代とする当地の神を祀ったもので、祭神を磐長姫とするのは後の付会であろう。磐長姫については、天皇家の祖先神であるニニギノミコトが、オオヤマツミノカミの娘の美しいコノハナサクヤビメ(花のようにうつろいやすい生命の象徴)を娶って、その姉の醜いイワナガヒメ(岩のように長く久しい生命の象徴)を拒否したので、歴代天皇の命は限りあるものとなったという『古事記』『日本書紀』に語られる神話がある。

周辺の社叢(面積19.8a)は約70種類の植物が繁茂する自然林(松山市指定天然記念物「磐神神社社叢」)。中予島嶼部の代表的な暖帯海岸樹林の一つ。自然のまま残っているのは「磐神神社の木を切れば、祟りがある」といわれてきたからだそうだが、昔は今より一回りも二回りも広くて、昼間でも薄暗く、一人でこの林に足を踏み入れることなどできなかったという。

【参考文献】
松山市立興居島中学校編『ふるさと興居島』1985年3月

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テーマ : 日記
ジャンル : 学問・文化・芸術

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