明治35年9月21日、子規葬儀の日……

明治35年(1902)9月19日、正岡子規死去。葬儀は同月21日にとりおこなわれた。同日午前9時、出棺。内藤鳴雪先導し、迎僧、位牌、香呂、遺体を納めた柩、妹律と続いて葬列は田端の大竜寺に向かった。高浜虚子によると、出棺直後に秋山真之が姿を見せたという。

子規君の葬儀の時であった。棺が家を出て間も無く、袴を裾短に穿いて大きなステッキを握られた秋山君は向ふからスタスタ徒歩して来られて路傍に立ちどまって棺に一礼された。其から葬式はお寺へ行ってしまったが後に聞くと秋山君は正岡の宅へ行かれて香を捻って帰られたさうだ。(高浜虚子「正岡子規と秋山参謀」)


明治33年、秋山真之はアメリカ留学を終えて、帰国。35年7月には海軍大学教官に補せられた。子規が臨終のときまで使っていた毛入りの絹布団は、秋山真之が留学先のアメリカから送ったものだという(当ブログ2009年12月30日記事参照→http://yomodado.blog46.fc2.com/blog-entry-182.html)。

【典拠文献・参考文献】
『子規全集』別巻2(回想の子規1)講談社 1975年9月
『子規全集』第22巻(年譜 資料)講談社 1978年10月
秋山真之会編著『秋山真之』(復刻版)マツノ書店 2009年4月(原本1933年刊)

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テーマ : 歴史
ジャンル : 学問・文化・芸術

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