「ゾウ」-日本への渡来(1)

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応永15年(1408)6月22日、南蛮船が若狭小浜に来航。亜烈進卿より日本国王への贈り物として、黒象一頭、山馬一頭、鸚鵡二対、孔雀二対などがもたらされる。象はこのときが日本への初渡来。南蛮船はスマトラ島東南部の現在のパレンバン地方から来たと推定されている。3年後、将軍足利義持はこの象を朝鮮国王に贈った。

天正3年(1575)、明船が豊後国臼杵に来航。象一頭、虎四頭、孔雀、鸚鵡、麝香などがもたらされる。

慶長2年(1597)7月24日、マニラ総督が豊臣秀吉に贈った象一頭が大坂に到着する。象を見ようとして群集が殺到し、数名の死者が出る。

慶長7年(1602)6月28日、交趾船が長崎に来航したとの知らせが江戸に届く。交趾はコーチ、現在のベトナム北部。徳川家康への献上品の中に象一頭、虎一頭、孔雀二羽などがある。虎は長崎に留め置き、象、孔雀などを上洛させる。8月10日、家康はこの象を豊臣秀頼に贈った。のちに虎も進呈したらしい。

〔画像は愛媛県立とべ動物園のアフリカゾウ〕

【参考文献】
磯野直秀『日本博物誌年表』平凡社 2002年6月

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テーマ : 歴史雑学
ジャンル : 学問・文化・芸術

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