子規―松山城の句

正岡子規、松山城の句。

①松山や秋より高き天主閣
②城山の浮み上るや青嵐
③其上に城見ゆるなり夏木立
④山城の廓残りて穂麦哉
⑤秋高し鳶舞ひ沈む城の上
⑥秋の城山は赤松ばかり哉
⑦松山の城を載せたり稲莚
⑧餅を搗く音やお城の山かつら
⑨永き日の山越えて伊豫の城見ゆる
⑩松山の城を見おろす寒さ哉


①は明治24年秋の句。②は明治25年夏の句。③④は明治27年夏の句。⑤⑥⑦は明治28年秋の句(⑤は9月20日、⑥⑦は9月21日の句)。⑧は明治29年冬の句。⑨は明治30年春の句。⑩は明治32年冬の句。④の「廓」は北ノ郭(現存しない)のことのようである。

【典拠文献】
『子規全集』第1巻(俳句1)講談社 1975年12月
『子規全集』第2巻(俳句2)講談社 1975年6月
『子規全集』第3巻(俳句3)講談社 1977年11月
和田茂樹編『松山の文学散歩 子規とふるさと人の詩歌』松山市文化財協会 1976年3月

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テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

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