子規忌(糸瓜忌)

9月19日は正岡子規の忌日。

叱られし思ひ出もある子規忌かな


高浜虚子の句。子規は門弟をよく叱った。子規が期待している人物ほどよく叱られたという。

子規門下の一人、佐藤肋骨の述懐を引用しておこう。「子規居士から盛に叱られた者、碧梧桐君にしても、虚子君にしても、紅緑君その他の諸君にしても、いづれも居士が期待する所の多い人達である。期待する所、嘱望する所が多いだけ、叱られる度合も強いわけだ。私の如きは殆ど一度も叱られたことが無い。私にとっては居士は実にやさしい人であったが、これは私に見込が無かったから、やかましく云はなかったものであらう。私ばかりぢゃない。当時あまり叱られなかった連中と、叱られた連中とを比べて見ると、愈々この感を深うする。先日久しぶりに紅緑君に会した時、この話をして御互に一笑したことがある」(「思ひ出すまま」)。

【典拠文献】
『子規全集』別巻3(回想の子規2)講談社 19788年3月
角川学芸出版編『俳句歳時記 第四版 秋』角川文庫 2007年7月

にほんブログ村 歴史ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 松山情報へ
にほんブログ村



テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
QRコード
QRコード