大正14年、三津浜町と古三津村の合併

以下は大正14年(1925)、当時の三津浜町と古三津村が合併したときの史料。「説明」の部分には合併の事情が記されている。

大正十四年議案第二二号
温泉郡古三津村ヲ廃シ其ノ区域ヲ同郡三津浜町ニ編入シ古三津村ノ財産ハ三津浜町ニ帰属セシムルモノトス
大正十四年四月十五日提出 愛媛県知事 佐竹義文
即日原案可決 愛媛県参事会
説明
古三津村ハ小村ニシ資力薄ク自活団体トシテ経営困難ナルノ状態ニアリ、三津浜町ハ資力充実セルモ地域狭少ニシテ発展ノ余地ナク古三津村ニ向ツテ人家膨脹セルノ状態ニアリ、而シテ両町村ハ地勢人情風俗ヲ同フシ一団体トシテ適当ナルヲ以テ小村タル古三津村ヲ廃シ之ヲ三津浜町ニ編入セントスルニアリ
三津浜町 宅地97801坪 其他ノ土地119反 人口13450 戸数2569
古三津村 宅地25710坪 其他ノ土地2501反 人口2541 戸数392
合併三津浜町 宅地123511坪 其他ノ土地2600反 人口15991 戸数2961
答申書
本月十四日付御諮問相成候 温泉郡古三津村ヲ廃シ其ノ区域ヲ同郡三津浜町ニ編入シ古三津村ノ財産ハ三津浜町ニ帰属セスムルノ件ハ御諮問ノ通異議無之候 此段答申候也
大正十四年四月十四日 温泉郡三津浜町会議長
           三津浜町長 宮崎張義
四月十四日付御諮問相成候 温泉郡古三津村ヲ廃シ其ノ区域ヲ同郡三津浜町ニ編入シ古三津村ノ財産ハ三津浜町ニ帰属セスムルノ件御諮問ノ通異議無之候
大正十四年四月十四日 古三津村会議長
           古三津村長 岡田徳蔵
愛媛県知事 佐竹義文殿


合併後の三津浜町は郡部の町としては県下最大で、「三津市」への昇格を目指していたという。

【典拠文献】
松山市史料集編集委員会編『松山市史料集』第9巻(近・現代編1) 1982年4月

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