土蔵がのこる町

「三津浜の町を歩いていると土蔵の多いのには驚かされたが、大部分が銀行の所有であるということにも驚かされた」-上引は1978年に刊行された佐々木忍著『松山有情』の一節。同書刊行当時の三津浜にはまだ数多くの土蔵がのこされていた。その土蔵の多くが銀行の所有であったというのは、古くは米や海産物などの物資を担保として取っていたためで、銀行はそれらの物資を土蔵に入れて保管していた。各銀行ともお仕着せのはっぴを着た仲仕と呼ばれる職員が5,6人いて、大八車で担保を取りに行ったり、返しに行ったりしていたという。三津浜には今でも古い土蔵がいくつかのこっている。

【参考文献】
佐々木忍『松山有情』愛媛県教科図書株式会社 1978年5月
松山市教育委員会『松山の民俗』 2000年3月

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テーマ : 歴史
ジャンル : 学問・文化・芸術

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