粟井坂大師堂の子規句碑

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涼しさや馬も海向く淡井阪 子規


松山市小川の粟井坂大師堂にある子規句碑。昭和52年(1977)1月建立。

淡井坂というのは、松山市街から河野村の柳原へ行く途中にある小山を越える峠を言うのである。その峠の裾はすぐ瀬戸内海の波が打ち寄せているのである。その峠を越す時分にはかなり汗をかいて登ったのであるが、峠の上には茶店が一二軒ある。その茶店に休むと海の方から吹いて来る風が非常に涼しい。繋いである馬も海の方を向いてその涼風を満喫しておる、というのである。淡井は今は粟井と書いておるように記憶する。(中略)ただ今は国鉄がここを通るようになったので海岸の方を切り開いてそこに軌道を敷き、人道もその傍に通ずるようになっておる。したがって粟井坂を通る人はほとんどなく、粟井坂という坂があることを知る人も少ないであろう。(高浜虚子『子規句解』)


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粟井坂大師堂の向かい側は海、斎灘(いつきなだ)がひろがっている。

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