五百木小平の歌碑

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白芙蓉か細く首のかたぶくにさらさら時の流れやまずも 小平


松山市船ケ谷町・諸山積神社(青麻三光神社)参道入口にある五百木小平(いおきこへい)の歌碑。西条の加茂川で採石された青石(緑泥片岩)の碑である。昭和52年(1977)12月建立。

五百木小平は明治28年(1895)5月21日、現在の松山市東長戸の生まれ。本名正教。28歳のとき大阪に出て炭屋(屋号・塩原屋)を開業。塩原小平の名で「橄欖」に歌を送り、作歌に励んだ。瓦斯会社の職工として働いていたこともあったが、戦後帰郷。「にぎたづ」同人として活躍した。歌集に『紅ひさご』『埋れ火』がある。昭和45年(1970)8月21日、死去。代表歌に「口過ぎの職が大事と貧しくも困れる人の瓦斯切り廻る」「仕事する吾汚なさを見すまじとかくれて居りき吾娘(あこ)の通るに」「建築場の板圍ひの内にかくれ居て吾娘の通るをあかず見にけり」「ひもじさをこらへて家に帰りけり飯の熱さにうろたへて食ふ」「老いぬ間に仕事替へむと思ひつつ職工として五十路に近し」「死に場所を此処と定めてしげしげと村を見てをり草に坐りて」などがある。

【参考文献】
五百木美須麻流『歌人五百木小平 上巻』青葉図書1992年1月
五百木美須麻流『歌人五百木小平 下巻』青葉図書1992年1月

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テーマ : 日記
ジャンル : 学問・文化・芸術

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