軽之神社・比翼塚

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松山市姫原1丁目・姫池南側の軽之神社(かるの-)。

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允恭天皇の皇子木梨軽太子(きなしかるのみこ)とその同母妹の軽大郎女(かるのおおいらつめ)が祀られている。『古事記』によると、この二人は密通事件を起こし、軽太子は「伊余(伊予)の湯」に流された。軽大郎女は兄を慕って伊予の地を訪ね、二人は同地で心中した……。もとより伝説であって史実ではないのだが、いつのころからかこの姫原の地に神社が建てられ、二人が祀られている。

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軽之神社そばの姫池。

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軽之神社の東の山裾には軽太子・軽大郎女の墓といわれる2基の五輪塔があり、比翼塚とも姫塚とも呼ばれている。

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五輪塔の隣には歌碑。『古事記』に収載されている軽太子の歌「天(あま)飛ぶ鳥も使(つかひ)ぞ鶴(たづ)が音()の聞えむ時は我が名問はさね」と、軽大郎女の歌「君が行きけ長くなりぬ山釿(やまたづ)の迎へを行かむ待つには待たじ」が刻まれている。二首の歌意は、「空を飛ぶ鳥も使者なのだ。鶴の声が聞こえるようなときには、私の名をお尋ねください(私の名を言ってその鶴が使者の鶴かどうかを尋ねよ、という意)」、「あなたの旅も日数が経ちました。お迎えに参ります。これ以上待ちはしません」。

【参考文献】
西宮一民『新潮日本古典集成 古事記』新潮社1974年6月

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テーマ : 歴史
ジャンル : 学問・文化・芸術

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