明治33年12月24日、子規最後の写真撮影

明治33年(1900)12月24日-この日、根岸の子規宅では写真師が呼ばれて子規の単独写真が撮影された。前日、子規宅では蕪村忌が開催され、庭前で参会者の集合写真が撮られたのだが、風の強い寒い日であったため、病身の子規は撮影に加わらず、24日に改めて単独写真を撮ることにしたのであった。子規の写真は座敷に置かれた椅子に腰かけて撮影。椅子に這い上がるようにして横向きにすわり、背中を伸ばすことが困難だったので、そのまま横向きの姿で撮影された。これが子規のよく知られたあの横顔写真である。

   小照自題
蝸牛(ででむし)の頭もたげしにも似たり


この写真に添えられた子規の句。前書の「小照」は自分の写真という意。蝸牛と自嘲して言ったこの横顔の肖像が子規最後の写真となった。

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【参考文献】
古賀蔵人「子規最後の写真」(講談社版『子規全集 別巻二』月報6)1975年9月
『子規全集 第三巻 俳句三』講談社 1977年11月
『子規全集 第二十二巻 年譜 資料』講談社 1978年10月

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テーマ : 歴史上の人物
ジャンル : 学問・文化・芸術

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