子規・漱石二句一基の句碑(道後公園)

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ふゆ枯や鏡にうつる雲の影 子規
半鐘と並んで高き冬木哉 漱石


道後公園の子規記念博物館の前にある子規・漱石二句一基の句碑。

「ふゆ枯や~」は子規、明治28年(1895)冬の句。「半鐘と~」は明治29年1月3日の子規宅での句会で詠まれた漱石の句である。「半鐘と~」については漱石の『硝子戸の中』に言及があるので引用しておこう。

私の旧宅は今私の住んでゐる所から、四五町奥の馬場下といふ町にあった。町とは云ひ条、其実小さな宿場としか思はれない位、小供の時の私には、寂れ切って且淋しく見えた。(中略)其位不便な所でも火事の虞はあったものと見えて、矢張(やっぱり)町の曲り角に高い梯子が立ってゐた。さうして其上に古い半鐘も型の如く釣るしてあった。(中略)私が子規のまだ生きてゐるうちに、「半鐘と並んで高き冬木哉」といふ句を作ったのは、実は此半鐘の記念のためであった。(『硝子戸の中』十九・二十)



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正岡子規(左)・夏目漱石(右)

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