秋の雲

砂の如き雲流れ行く朝の秋


正岡子規、明治29年(1896)秋の句。秋の雲は砂に喩えられている。

春夏秋冬・朝昼夕、それぞれの雲について子規は次のように発言。

春雲は絮(わた)の如く、夏雲は岩の如く、秋雲は砂の如く、冬雲は鉛の如く、晨雲は流るゝが如く、午雲は湧くが如く、暮雲は焼くが如し。(「雲」明治35年11月)


子規は雲を眺めるのが好きだったようである。

平地に在りて晴天の雲を見て楽しむ人は少い。晴天の雲も変化するけれども平和的の変化であるから、心の平和な時には極めて面白く感ずる。(中略)雲好きと果物好きと集まって一日話して見たい。(同上)


【参考文献】
『子規全集』第2巻(俳句2)講談社 1975年6月
『子規全集』第12巻(随筆2)講談社 1975年10月

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テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
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