古典にみえる月-「若返りの水」

天橋(あまはし)も 長くもがも 高山も 高くもがも 月読(つくよみ)の 持てるをち水 い取り来て 君に奉(まつ)りて をち得てしかも


『万葉集』巻13・3245の長歌。「月読」は月の神。「をち水」は若返りの水(「をつ」=若々しい活力がもどる、生命が若返る)。月の神が持っている「をち水」を取って来て、君に奉り若返ってほしいものだと詠んだ歌。月は欠けてもまた満ちることから、古代人は月に若返りの不死の霊水があると考えていたようである。

【参考文献】
佐竹昭広・山田英雄・工藤力男・大谷雅夫・山崎福之校注『万葉集(四)』岩波文庫 2014年8月

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テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
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