「春や昔」

▼ JR松山駅前の子規句碑
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春や昔十五万石の城下哉 子規


正岡子規が明治28年(1895)に詠んだ有名な句。蕪村の「春やむかし頭巾の下の鼎疵(かなえきず)」という句をヒントにしたものだといわれる(蕪村のこの句は『古今和歌集』巻第十五、『伊勢物語』第四段の「月やあらぬ春やむかしの春ならぬわが身ひとつはもとの身にして」を踏まえたものという)。

高浜虚子には次の句がある。

何事も春や昔と思ほゆる


前田伍健には次の川柳。

春やむかし城より高きテレビ塔


景観破壊で知られる城山の電波塔を皮肉った川柳。

▼ 道後公園の丘陵からの城山(左にその電波塔)
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【参考文献】
前田欣一郎編『伍健句集 野球拳』伍健句集刊行会 1962年3月
松山市教育委員会編『俳句の里 松山』松山市立子規記念博物館 2013年3月

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