「伊佐庭の湯はしもさはに梅咲けり」

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伊佐庭(いさにわ)の湯はしもさはに梅咲けり 秋を


茨城県生まれの俳人・加倉井秋を(本名昭夫 1909-1988)が昭和51年(1976)の春に来松したときの句。「伊佐庭の湯」は道後温泉。「湯はしもさはに」は『万葉集』巻3の山部赤人の歌(下記)から取られている。

皇神祖(すめろき)の 神の命(みこと)の 敷()きいます 国のことごと 湯はしも さはにあれども 鳥山の 宜(よろ)しき国と こごしかも 伊予の高嶺(たかね)の 射狭庭(いさには)の 岡に立たして 歌思ひ 辞(こと)思ほしし み湯の上の 木群(こむら)を見れば 臣(おみ)の木も 生()ひ継ぎにけり 鳴く鳥の 声も変はらず 遠き代()に 神(かむ)さび行かむ 行幸処(いでましところ)(『万葉集』巻3・322)


句碑は伊佐爾波神社(松山市桜谷町)境内、昭和61年10月建立。

【参考文献】
佐藤昭広・他校注『万葉集(一)』岩波文庫 2013年1月

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テーマ : 日記
ジャンル : 学問・文化・芸術

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