明治21年、伊予鉄道開業

明治21年(1888)10月28日、伊予鉄道開業(松山-三津間)。開業当初には次のような珍談もあった。

当時鉄道は全国にも珍しく岡蒸気(陸蒸気)と称して遠近から汽車見物に来る人多く、中にはホームに草鞋を脱いで乗車する人、客車の床に端坐する人、甚だしいのになると機関車の偉力に感嘆して列車が松山駅へ着くと撒米して礼拝する人もあった程で、如何に当時の人々が驚異の目を瞠ったかを伺ふに足る。(伊予鉄道『五十年史』)


当時、列車は一時間半ごとに運行、一日十往復し、縁日・祭礼日などには増発された。松山-三津間の運賃が三銭五厘で、所要時間は二十八分であった。乗客数は当初の見積もりよりも二倍近く多く、収益も好成績をおさめたという。

蒸気機関車のいわゆる「坊っちゃん列車」は開業の年の明治21年から昭和29年(1954)まで運行された。平成13年(2001)10月よりはディーゼルエンジンの復元「坊っちゃん列車」が観光用として運行している。

▼ 復元「坊っちゃん列車」
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【参考文献】
伊予鉄道『五十年史』1936年9月 
伊予鉄道『伊予鉄道百年史』1987年4月

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テーマ : 歴史
ジャンル : 学問・文化・芸術

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